海外FX会社が採用している「ゼロカット」ですが、デメリットはあるのでしょうか。
今回はゼロカットについてまとめました!
海外FXのゼロカットとは
ゼロカットは海外FX会社のみ採用が許されているサービスです。口座残高がマイナスになったとき、通常は「追証」という形で借金となってしまいますが、ゼロカットを採用しているFX会社では、その借金をゼロにしてくれるサービスとなっています。
つまり相場が想定外の動きをして、口座残高がマイナス10万円になったとしても、借金は0円として計算しなおしてくれるのです。
FXにおける取引では、損切が発動しなかったり、スリッページやスプレッドによって想定以上の損失を被る場合があります。このようにどうしようもない場合でも、口座残高がマイナスになってしまえば、それは追証(借金)です。その借金を、言ってみれば「肩代わり」してくれるサービスなんて魅力的すぎますね!
トレーダーにとって、これ以上ないくらい有利なサービスなので、ゼロカットを決め手にして海外FX会社を選んでいる方が多いです。
ちょっと話が難しいかもしれませんが、ゼロカットを採用しているFX会社では、「入金した以上のお金を請求されることはない」ということを覚えておくと良いでしょう。
ゼロカットのメリットとは?
ゼロカットは損失を抑えてくれることが最大のメリットです。「損切をしっかり設定しておけば大丈夫なんじゃない?」と思っている方は非常に危ないです!
なぜなら損切はFX会社が認めないと決済されないから。
もし急激な値動きがあり、損切注文を入れていたとしても、FX会社の承認が遅れてしまったら、損失はどんどん膨らんでいきます。リーマンショックのときに多くの退場者を生んだのもこのためです。
このように、FX会社の承認が遅れてしまっても、入金以上の損失を無くしてくれるので、損失を最小限に抑えることができます。
また、海外FX会社はハイレバレッジも提供してくれているので、損失を最小限にし利益を最大にすることができます。
ゼロカットのデメリットとは?
ゼロカットは、損切が実行できず、追証となってしまったお金をゼロにしてくれるサービスだと解説しました。しかしゼロカットにはデメリットはあるのでしょうか?
結論からいうと、ゼロカットにデメリットはありません!
ゼロカットは借金を背負わないという事実だけでなく、「借金のリスクがない」という安心感から、メンタルの安定にも寄与しています。
ですが、ゼロカットとの直接の関連性は分かりませんが、スプレッドが広めに設定されているということがデメリットかもしれません。
XMは公式ホームページにゼロカットの記載がある
海外FX会社の中で、ひときわ優秀であるXMには、ゼロカットを採用しており、さらに実績もしっかりとあります。また、公式ホームページにも「マイナス残高リセットが適用」とゼロカットの記載があり、安心してトレードを行うことができる会社のひとつです。
私はゼロカットには大変お世話になっていて、何十回とゼロカットを経験しています。XMを数年利用させていただいていますが、ゼロカットが発動しなかったことは一度もありません!非常に助かっています。
ちなみに某FX会社で、ゼロカットを採用していたはずなのに、「借金を支払ってね」という悪質なFX会社もありましたので、トレードの前に評判や実績はきちんと調査しましょう。
万が一ゼロカットされなかった場合
XMでも他のFX会社でも、ゼロカットが発動しなかった場合はすぐにサポートセンターに連絡そ入れましょう。そのとき、ゼロカットされていない旨と口座残高のスクリーンショットを添付して送ると効果的です。
XMでは口座残高がマイナスの状態のときに、入金またはXMPを反映すると、ゼロカットが発動するようになっています。なので、口座残高がマイナスの状態でも、0円にリセットされてから入金額が反映されるので、入金額が減るということはないので、ご安心ください。
国内FX会社はゼロカットは禁止されている
ゼロカットは海外FX会社にしかないサービスだと解説しましたが、国内FX会社はなぜ採用していないのでしょうか。
それは金融庁が規制していて、ゼロカットを禁止しているから。
そのため、日本の金融ライセンスに登録しているFX会社は、借金を背負う可能性があるのです。国内FX会社は大体日本の金融ライセンスに登録しているため、ゼロカットを採用できないのですね。ついでにハイレバレッジ(25倍以上のレバレッジ)も規制されています。
私は国内FX会社で追証を払ったことがあり、非常に不愉快だったので、XMに移行したというわけです。
まとめ
ゼロカットは海外FX会社だけが採用しているサービスで、入金額以上の損失をゼロにしてくれます。とくに目立ったデメリットもないため、ゼロカットを採用しているFX会社で取引したほうがいいでしょう。
どんなに気を付けていても相場の急変動には対応できないときがあります。そのようなときに自分を守ってくれるのはゼロカットなのだと、私は実感しています。
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