XMのスプレッドは結構広いです。
他の海外FX会社と比べても広めなのですが、私は「XMってスプレッドさえ狭ければ完璧なのに」とよく思っています。
スプレッドはトレーダーにとってコストなので、狭いに越したことはありません。
では、スプレッドを狭くする方法は無いのでしょうか。
今回はXMのスプレッドを狭くする方法と、スプレッドが広くなる理由について解説します。
XMのスプレッドを狭くする方法
①スプレッドが狭い通貨ペアで取引する
②重大指標の前後は1時間空ける
③お金が動かない時期には取引しない
④スプレッドが広がる時間帯を避ける
⑤豊富なボーナスを活用する
⑥ZERO口座で取引する
上記のようにスプレッドを狭くするには6つの方法があります。
しかし注意点も多いため、実践するにはよく理解してからが良いでしょう。
その1:スプレッドが狭い通貨ペアで取引する
スプレッドは市場で取引されている通貨量が多いと狭くなる傾向にあります。
そのため、「ドル円」「ユロ円」「ユロル」の通貨ペアがスプレッドが狭くなっています。
なぜ通貨量が多いのでしょうか。
それは大企業があったり、旅行者が多いことが理由です。
たとえば日本からアメリカに旅行に行ったとします。
すると、旅行者は円からドルにお金を変えますよね。
その通貨量が多いのです。
旅行を例にとりましたが、物の取引や貿易など、企業が絡んでくると莫大な金額になります。
このように通貨を変える量が多いため、スプレッドが狭くなります。
逆にマイナーな通貨ペアだと通貨量が少ないため、スプレッドは広くなってしまいます。
しかし価格の変動幅が大きかったりするため、一発逆転のチャンスはマイナー通貨ペアにあるとも言えるでしょう。
その2:重大指標の前後は1時間空ける
重大指標の前後はスプレッドが非常に広くなります。
これはXMに限らず、どこのFX会社も同じだと思います。
なぜ広くなるのでしょうか。
それはトレーダーの注文が買いか売りの一方に偏る可能性があるため、FX会社はサーバーダウンさせないようにスプレッドを広くするからです。
スプレッドを広くすることで、トレーダーのロスカットを誘い、通貨量を下げようとしているのです。
なので、重大指標の時にスプレッドが広くなるのは、ロスカットを誘っているからですので、間違っても取引しないようにしましょう。
ロスカットさせられる可能性が大きいです。
・ISM非製造業景況指数
・ADP雇用時計
・中古住宅販売保留
・小売売上高
・消費者物価指数
・FRB議長議会証言
特にアメリカとユーロの経済指標や要人発言は、非常にスプレッドが広くなりやすいので、注意しましょう。
また、発表される時期が決まっている経済指標もありますので、覚えておいて損はないと思います。
その3:お金が動かない時期には取引しない
お金が動かない時期は、通貨量が少ないといえます。
そのため、スプレッドが広くなりやすい傾向になります。
たとえば年末年始、ゴールデンウィーク、お盆など、長期の休みの時期は市場も休みになるため、通貨量が少なくなります。
日本だけでなく海外の長期休暇にも注目すると良いでしょう。
また、市場が休みのときはスプレッドが広がるだけでなく、ヘッジファンドが仕掛けてくる時期でもあります。
そのため、長期休暇の時はおとなしくFXから離れて、休むことをオススメします。
その4:スプレッドが広がる時間帯を避ける
スプレッドが広がる時間帯というものがあります。
その時間は、日本時間で6時~8時にはスプレッドが広くなる傾向にあります。
なぜなら、3つの大きな市場が閉まっている時間だからです。
東京、ロンドン、ニューヨークの市場がすべて閉まっているので、通貨量が非常に少ない時間帯なのです。
そのため、スプレッドが広くなりがちですので、日本時間の6時~8時の時間帯では取引しないようにしましょう。
また、この時間は日を跨ぐ時間でもありますので、スワップなどの影響もあり、スプレッドが広くなります。
その5:豊富なボーナスを活用する
XMだけで使える裏技みたいな感じかもしれません。
XMには非常に多くのボーナスがあります。
口座開設ボーナス、入金ボーナス、取引ボーナス(XMP)です。
これらを利用することで、スプレッドを相対的に狭くすることが可能です。
・入金ボーナスで最大50万円
・取引ボーナスで1Lotあたり最大約800円
取引ボーナスについて少し補足ですが、ドル円で取引することを考えた時、スプレッドは約1.6pipsです。
1Lotあたりのスプレッド費用は1600円となりますが、ボーナスを利用すると約800円になります。
実質スプレッドが約0.8pipsとなりますので、この方法は非常にオススメです。
さらに入金ボーナスも大きいので、スプレッドはほとんど無視できる状態にまで出来ると思います。
このようにXMにはボーナスが充実しているため、どんどん利用すると良いでしょう。
注意点としては、この裏技はマイクロ口座かスタンダード口座でしか使えません。
ZERO口座ではボーナスがもらえないので、ご注意ください。
その6:ZERO口座で取引する
XMにはZERO口座と呼ばれるスプレッドが非常に狭い口座があります。
国内FX会社と比べてもかなり狭く、ほとんど0pipsに近いスプレッドになっています。
そのため、スキャルピングの手法をよく使われる方に人気の口座となっています。
しかしZERO口座はスプレッドが狭い代わりに別途手数料がかかってしまうので、オススメできません。
さらにボーナスをもらうことができない口座タイプです。
スプレッドを抑えてコストを下げるためには、その5で紹介したボーナスを利用した方法が良いでしょう。
マイクロ口座かスタンダード口座が良いと思います。
まとめ
XMはスプレッド以外は非常に使いやすいFX会社です。
スプレッドはある程度、トレーダー側でコントロールできる部分でもありますので、スプレッドが狭い時に取引するようにしましょう。
また、通貨量が多い通貨ペアで取引したり、経済指標が発表されるタイミングでは取引しないよう注意すると良いと思います。
スプレッドを狭くする方法として、その5「豊富なボーナスを活用する」方法が実質のスプレッドが狭くなります。
まずはご自分の取引スタイルに合わせて口座開設し、入金ボーナスや取引ボーナスを活用するのが賢いやり方でしょう。
コメント