海外FX会社はレバレッジが高くて危ないとよく聞きますが、それはウソです。証拠金に注目してみると非常によく分かります。では証拠金とは何か、またいくらあればトレードできるのか、両建てのメリットについてまとめましたので、参考にしていただけると嬉しいです^^
証拠金とは?
証拠金ってそもそも何?
証拠金は、必要証拠金とも呼ばれ、FXのトレードをするときにFX会社に保証金として預けるお金のことです。ただ預けているだけなので、トレードを決済すれば全額戻ってきます。
なぜ必要証拠金というものが設定されているのでしょうか?
FX会社にとって、トレーダーがトレードを行う上で、一番心配なことはトレーダーが資金を持っていないことです。そのためトレーダーが資金を持っているという証明をするために必要証拠金というものが設定されています。
XMでは、持っているポジションの損失が大きくなり、証拠金維持率が20%を切ると強制ロスカットされます。強制ロスカットされると、必要証拠金の20%しか手元に残らない状態となります。もし、急激な動きに巻き込まれ、口座残高がマイナスになってしまったとしても安心してください。XMにはゼロカット制度というものがあります。これは追証を補填してくれるサービスです。非常に使える制度なので、以下の記事に詳しく書いているので参考にどうぞ^^
レバレッジが高いほど、証拠金の金額は少なくて済む
国内FX会社のレバレッジは最大25倍ですが、XMは最大888倍です。つまりXMの必要証拠金は、国内FX会社と比べると約40分の1になります。これはトレーダーにとって非常に大きなメリットになります。
例えば10000通貨のポジションを持とうと思ったとき、国内FX会社だと5万円以上は必要になるでしょう。しかし、XMだと約40分の1になるので、1300円程度で済むようになるのです。FX会社に5万円を預けるのか1300円を預けるのか、どちらがリスクが大きいのかは一目瞭然ですね。また、1300円程度で済むため、ポジションを複数持つことが可能です。そのため「証拠金が足りなくてエントリーできない」という状態をなくすことができ、機会損失を極力少なくすることができます。
ちなみにどちらも同じ10000通貨のポジションなので、為替が動いたときに発生する損益は全く同じです。それだったら、できるだけ証拠金の安いFX会社のほうが資金が少なくて済むので、良いですよね。
証拠金はいくらかかるのか
証拠金はレバレッジによって金額が変わってきます。国内FX会社のレバレッジは最大25倍、XMのレバレッジは最大888倍なので、それぞれ比較してみましょう。
レバレッジによる証拠金比較 | ||
レバレッジ | 25倍 | 888倍 |
1万通貨あたりの証拠金 | 44,000円 | 1,240円 |
このようにレバレッジの違いでこれだけの差がでてきます。国内FX会社では44,000円以上を口座に入れていないとトレードできないですが、XMでは1,240円あればトレードできます。
ちなみに実際にトレードする場合は、これ以上の資金が必要となります。もしギリギリの資金でトレードした場合、強制ロスカットが「証拠金維持率の100%」と決められているFX会社だとすると、エントリーした瞬間に強制ロスカットになってしまいます。証拠金以上の余裕資金が必要だということを注意してください。
XMの証拠金はどうやって計算するのか
証拠金は簡単な式で計算することができます。初めてエントリーするときは、一度計算してみてどのくらいの証拠金が必要になるのか確認すると良いでしょう。また、証拠金はFX会社に「預ける」ようになりますので、ポジションを持つと口座から証拠金分が引かれた状態でスタートしますので、ご注意を。
必要証拠金の計算式
通貨量 ÷ レバレッジ × 現在の通貨価格 = 必要証拠金
例:10000 ÷ 888 × 110 = 1239円
先ほどの10000通貨で、ドル円110円でエントリーする場合、上記の式で計算することができます。およそ1240円の証拠金が必要になることがわかると思います。
実はXMの公式サイトに証拠金を計算できるページがあります。「ほんとにこの金額でできるの」という方や「証拠金はしっかり把握したい」という方は活用してみることをおすすめします。
両建てを使った証拠金マジック
FX会社によって両建てについての扱いが違います。主に3パターンがあり、それぞれ会社によって異なっています。XMでは両建ては許可されていますので、安心してご利用ください。
- 買いと売りのどちらか片方の証拠金が必要
- 買いと売りの両方の証拠金が必要
- 買いと売りの証拠金の差分が必要
国内FX会社では1つ目か2つ目のパターンが多いですが、XMでは3つ目のパターンを採用しています。つまり、同じロット数の両建ての証拠金は0円になるのです。ポジションを持っていない状態とほぼ同じ状態ですね。
ですが、ポジションを持っているとスワップがかかってくるので、ずっと両建てを保持しているとマイナススワップが大きくなり、やがて強制ロスカットされます。
また、片方のポジションを決済すると両建てではなくなるため、もう片方のポジションの証拠金が復活します。そのため、両建てを解除するときは証拠金と口座残高に注意するようにしましょう。
まとめ
レバレッジは高いほどチャンスが生まれます。ただ、資金管理やポジションが多くなるので、ポジション管理が難しくなるなどのデメリットもありますが、チャンスをなくすのはもったいないです。
リーマンショックやアベノミクスなど、強いトレンドが発生したときこそFXで大きく稼ぐチャンスなので、低いレバレッジでやっていると全然稼げません。XMのような高いレバレッジを提供している会社なら、少ない証拠金で大きく勝つことができるようになるため、FXで勝ちたいと思っているかたには良いかもしれませんね。
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