海外FX会社のXMは無料のVPSを提供しています。(あまり表立ってアピールしてないようですが。。。)XMの無料VPSはどうやったら利用できるのか、その条件と使い方についてまとめました!
そもそもVPSってなに?
VPSとは24時間稼働しているパソコンのこと
VPSは(Virtual Private Server)の略のことで、仮想専用サーバーのことです。
難しいかもしれませんが、「24時間稼働させることができるパソコン」と思っていただけると大丈夫です。24時間稼働させることで、自動売買システムを24時間動かすことができたり、いろいろメリットがあります。
XMではそのVPSを無料で貸し出しています。無料で利用するためには、ちょっと条件があるのですが、これからその条件を見ていきましょう。
XMでVPSを無料で使うための条件
条件は2つあります。
- 月に5Lot(50万通貨)以上取引を行っている
- 口座入金額の合計が60万円(5000$)以上である
正直、利用条件はかなりハードルが高いです。逆に言えば、これを満たしさえすれば、無料でVPSを利用することができます。自動売買をメインでやっている方にとっては非常に嬉しいことだと思います。
月に5ロットはそれほど意識しなくても簡単にクリアできるのですが、口座入金額が60万というのが難しいですね。
これら2つの条件が片方でも満たされない場合は、FX口座から月に$28が差し引かれます。条件が満たされない限り、月に$28かかってしまうので、少し考えものです。
VPSのスペックは?
VPSマシンのスペックは少し低いです。無料で使うのなら十分ですが、月$28も払って使うほどではありません。
VPSマシンのスペックは以下のようになっています。
VPSマシンのスペック | |
OS | Windows 2012 R2 |
CPU | 1コア (600MHz) |
メモリ | 1.5GB RAM |
HDD | 20GB |
VPS上でMT4を開いて、自動売買を実行させるのに必要最低限のスペックかなと思います。MT4を2つ起動させると厳しいかもしれません。
ロケーションが選べる
日本のVPSだと、ロケーションは日本だけなのですが、XMのVPSは世界各国のロケーションを選択することができます。
XMはロンドンにFXサーバーを設置しているので、VPSもロンドンに近いロケーションを選ぶことをオススメします。
なぜなら、注文の応答速度がめちゃめちゃ早くなるからですね。日本からロンドンに注文を出すのと、ロンドンからロンドンに注文を出すのでは、物理的な距離の違いがありますので、応答速度がかなり変わります。
まとめ
XMのVPSは月$28の払って使うほどのものではありませんが、無料で使えるなら話は別です。2つの条件はかなりハードルが高いですが、無料でVPSを使いたいという方にはおすすめできます。
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